MYFX Markets（マイFXマーケット）– 評判・口コミ –

FXDesk 編集部が「MYFX Markets」を徹底調査！

MYFX Marketsに興味はあるけど「メリット・デメリットはなに？」「安全性や信頼性は問題ないの？」「口座開設する前に知っておいた方がいい注意点はある？」など、MYFX Marketsに関する様々な疑問を抱えて困っていませんか？

これから、FXDesk編集部がMYFX Marketsについて徹底調査した結果を正直にレビューしていきます。

• MYFX Marketsとは
• メリット・デメリット
• 信頼性・安全性
• 注意点
• まとめ

MYFX Marketsとは

MYFX Marketsは、2013年に設立された海外FX会社で、世界中の個人投資家や機関投資家に外国為替（FX）取引をはじめ、株式指数、商品、仮想通貨などの取引を提供。約定力の高さやスプレッドの狭さで注目を集めていましたが、2021年8月～9月にかけて規約違反を理由に出金拒否がありました。ユーザーからの信用を落としてしまい、未だに出金拒否が多い海外FX会社として認識をされています。

MYFX Marketsのメリット

MYFX Marketsは、多くのメリットにより、FXトレーダーにとって魅力的な選択肢となっています。ここでは、高く安定した約定力、海外FX平均水準以下の狭いスプレッドで取引可能といった様々な利点を提供しているのかを解説します。

メリット１：約定力が高く安定した取引環境

MYFX Marketsのメリットとして、ニューヨーク(NY4)や東京(TY3)をはじめ世界各地にデータセンターを設置し高速・安定した取引環境が挙げられます。リクオート（※）、約定拒否を行わないオーダー方針を採用している点もメリットです。

約定力とは、オーダーが意図した価格で成立する確率のことを指し、約定力が100%に近い程約定力が高く、数値が低い程約定力が低いことを指します。

（※）リクオートとは、トレードの際にトレーダーが発注した価格ではなく、FX会社が企業側に有利な価格でオーダーを通すことを指します。トレーダーが発注したい価格でオーダーが通らないため、不公平なトレードになりがちです。

メリット２：海外FX平均水準以下のスプレッド

出典元：MYFX Markets公式ページ｜スプレッド

MYFX MarketsではFX商品、CFD、コモディティ全てにおける商品で狭いスプレッドで取引可能。プロ口座では、1ロット/片道3.5ドルの取引手数料で取引ができ、スプレッドは0.0pipsからとなり業界でも最高水準の狭いスプレッドとなっています。

通貨ペア	スタンダード口座	海外FX平均スプレッド
EUR/USD	1.1	1.3
USD/JPY	1.2	1.6
GBP/JPY	2.2	3.3
AUD/JPY	2.0	2.0
EUR/JPY	2.0	2.0

スプレッドが広いスタンダード口座でも、海外FX水準以下のスプレッドとなっており、スキャルピングトレーダーや取引コストを削減したい方に大きなメリットとなります。

メリット３：スキャルピングの利用制限なし

出典元：MYFX Markets公式ページ｜よくある質問

MYFX Marketsでは、スキャルピングに特別な制限がなく自由に利用できます。スキャルピングが許可されていることによって、短期売買やスキャルピングトレーダーにとって利益を出しやすい環境でトレードできる点が大きなメリットです。

しかし、サーバーに負荷がかかるような度が過ぎるスキャルピングは規約違反となってしまうので注意をしましょう。また、スキャルピングは規約違反にはなりませんが、両建てなど禁止取引はあるので注意してください。

メリット４：最低入金額の設定がなく少額からトレードを始められる

MYFX Marketsは、最低入金額の設定がないことから少額でトレードを始める事ができます。競合他社では、スタンダード口座の最低入金額は安いがECN口座の最低入金額が高額などよくありますが、MYFX Marketsでは全口座タイプで最低入金額の設定がありません。

また、入金手数料も全て無料となっているので、細かく入金をしても手数料で損をすることがない点もメリットです。少額からトレードを始めたい海外FX初心者の方にとっても嬉しいメリットとなります。

メリット５：完全日本語対応で安心

MYFX Marketsは、日本人トレーダーにとって利用しやすい環境を提供するため、完全日本語対応を実現しています。以下に具体的な対応内容を紹介します。

1. 公式ウェブサイト: MYFX Marketsのウェブサイトは、日本語で完全に翻訳されており、サービス内容や取引条件、ボーナスキャンペーン情報などを日本語で確認できます。
2. 取引プラットフォーム: MYFX Marketsでは、世界中で人気のある取引プラットフォームであるMetaTrader 4（MT4）とMetaTrader 5（MT5）を提供しています。これらのプラットフォームも日本語に対応しており、取引画面やチャート、インジケーターなどの各種機能を日本語で利用できます。
3. カスタマーサポート: MYFX Marketsのカスタマーサポートも日本語対応しており、メール、ライブチャット、LINEで日本語での問い合わせやサポートが受けられます。また、平日7：00～18：00まで対応しているため、取引中に問題が発生した場合でも、すぐに対応を受けることができます。
4. 新着情報: MYFX Marketsでは、取引時間変更やボーナスキャンペーン、入出金メンテナンスなど、重要点を完全日本語で閲覧可能です。メンテナンス時間や取引変更時間など情報を事前に知ることで、対策をしっかり取れるようになります。

MYFX Marketsのデメリット

FXトレードにおいて、FX会社のデメリットについて理解しておくことは、メリットを理解することよりも遥かに有益なことが多いです。MYFX Marketsはトレードや大切な資金を預ける面で障壁になり得るデメリットが存在します。

デメリット１：出金手数料が高い

MYFX Marketsは、競合他社と比較すると出金手数料が高いです。日本国内送金、海外送金、クレジットカードでの出金手数料は1件につき2000円かかります。

出金手数料を負担してくれて0円の海外FX会社が多い中、1回の出金に2000円かかるのはコストが非常に悪くデメリットです。

デメリット２：大手海外FX掲示板FPAでは低評価

出典元：FPA公式ページ

海外FX会社の評判を知る上で参考になる、大手海外FX掲示板のFPAでは評価1.5と非常に低い評価となっています。

日本で知名度や人気がある海外FX会社のほとんどが評価3以上を得ている中、これほど評価が低いと印象が非常に悪くなってしまい大きなデメリットです。

また、口コミでは詐欺業者や出金拒否が多い業者と非常に低評価の意見が多い点が目立ちます。

MYFX Marketsの信頼性・安全性

FXの世界では、信頼性と安全性がトレーダーにとって非常に重要となります。出金拒否の口コミが目立つMYFX Marketsでは特に重要視をしなくてはいけない項目です。以下では、MYFX Marketsが取得している金融ライセンス、出金拒否や倒産リスク、そして安全性確保について詳しく説明します。

金融ライセンス：SVG FSA（セントビンセント・グレナディーン）を取得

出典元：MYFX Markets公式ページ｜よくある質問

MYFX Marketsは、SVG FSA（セントビンセント・グレナディーン金融庁）の金融ライセンスを取得しています。

SVG FSAは、信頼度が低い金融ライセンスと認知されています。ライセンス料を支払うだけで取得できる点が信頼度が低いと判断されている理由です。

取得難易度が高いライセンスやグループ会社でライセンスを取得している、競合他社と比較すると劣ってしまいますが、金融ライセンス一つだけでも取得している点からMYFX Marketsが悪徳業者ではない事が分かります。

出金拒否や倒産リスク：規約違反に出金拒否の口コミが多数

MYFX Marketsは、2022年8月～9月にかけて規約違反をしているトレーダーに対して出金拒否を行いました。規約違反をしているトレーダー側に問題がある出金拒否ですが、ユーザーの間では、MYFX Marketsに対しての信頼が低くなっています。

現在でも、MYFX Marketsは出金拒否をしてる海外FX会社と思われている状態です。MYFX Markets側がトレーダーの稼ぎすぎなどで出金拒否をしている訳ではないですが、実際に出金拒否が起きていることから多くの資金を預ける事はあまりおすすめできません。

また、ボーナスキャンペーンを利用している方は、利用規約をよく読み違反をしないようにトレードをしましょう。海外FX会社による出金拒否や倒産は、日本国内のFX会社と比較すると多い傾向があるため、FX会社を選択する際には注意が必要です。

安全性の確保：分別管理で信託保全はなし

出典元：MYFX Markets公式ページ｜MYFX Marketsについて

MYFX Marketsの資金管理方法は、分別管理のみとなっています。分別管理と信託保全を採用している海外FX会社もある中、信託保全が採用されていないのはデメリットです。

また、MYFX Marketsの公式ページには分別管理先の銀行の記載がないため、どこの銀行で分別管理をしているのか判断ができません。

MYFX Marketsを利用する上での注意点

MYFX Marketsを使い始める前に、初心者の方でも分かりやすい形で気をつけたいポイントをご紹介します。大切なポイントを押さえておくことで、安心して取引を始められるでしょう。

注意点１：レバレッジ制限がある

出典元：MYFX Markets公式ページ｜MYFX Marketsのマージンとレバレッジ

MYFX Marketsでは、有効証拠金額が一定額を超えたトレーダーに対して、レバレッジ規制が執行される点に注意が必要です。MYFX Marketsのレバレッジは最大500倍ですが、有効証拠金が500万円を超えた場合には、レバレッジが400倍に制限されます。

有効証拠金	最大レバレッジ
500万円以下	500倍
～500万円	400倍

事前にレバレッジ制限について理解しておくと、対策が打てるようになるため、下調べは十分に行いましょう。MYFX Marketsがレバレッジ規制を行う主な目的として、リスクの高いトレードからトレーダーの投資資金を保護することが挙げられます。

注意点２：事前報告なくボーナスキャンペーンの仕様を変更する

MILTON MARKETSでは、不定期で入金ボーナスキャンペーンが開催されます。過去に開催された入金ボーナスは、クレジット機能搭載でしたが、ボーナスキャンペーン中に事前予告なくクッション機能が取り消されました。

クッション機能を事前報告なしに取り消したことにより、クレジットボーナスの残高のみでトレードを継続していた方が強制ロスカットとなってしまうなどトレーダーにとって不利な状況になったことが現在でも問題視されています。

クッション機能を事前報告なしに取り消した理由が、ボーナスアービトラージによる悪用による取り消しでしたが、悪用していたトレーダーだけではなく全ユーザーが対象になってしまったので、健全なトレードをしている方もボーナス利用の際は注意してください。

まとめ｜MYFX Marketsは出金拒否の過去があるため低資金の利用がおすすめ

MYFX Marketsは、規約違反に該当する不正取引を理由にした出金拒否が過去にあり、ユーザーからの信頼が未だ回復していません。

約定力の高さや海外FX平均水準以下のスプレッド、「MT4スタンダード口座」「MT4プロ口座」「MT5スタンダード口座」「MT5プロ口座」など全4種類から選択できるレパートリーの多さなど、他社と比較すると利用するメリットが多い点など魅力的な部分も多いです。

また、プラットフォームや公式サイトを完全日本語で利用ができ、サポートも営業時間内であれば完全日本語で対応など、海外FX初心者にとって利用しやすい環境を提供しているのが特徴となります。

出金拒否が問題となっていますが、金融ライセンスを取得している点から、利用規約をしっかり守り常識範囲内のトレードを心掛けることで出金拒否は回避できます。

信託保全がない点や出金拒否の騒動などが心配の方は、低資金の利用をおすすめします。ボーナスを利用の際は規約違反に十分注意してトレードをしましょう。