IronFX（アイアンFX）– 評判・口コミ –

FXDesk 編集部が「IronFX」を徹底調査！

IronFXに興味はあるけど「メリット・デメリットはなに？」「安全性や信頼性は問題ないの？」「口座開設する前に知っておいた方がいい注意点はある？」など、IronFXに関する様々な疑問を抱えて困っていませんか？

これから、FXDesk編集部がIronFXについて徹底調査した結果を正直にレビューしていきます。

• IronFXとは
• メリット・デメリット
• 信頼性・安全性
• 注意点
• まとめ

IronFXとは

IronFXは、2010年に設立された海外FX会社で、世界中の個人投資家や機関投資家に外国為替（FX）取引をはじめ、株式指数、商品、仮想通貨などの取引を提供しています。ボーナスの豊富さや最大レバレッジの高さなどメリットとなる点が多いですが、過去に不正取引を理由にした出金拒否や利益没収などがあり、ユーザーからの信頼が未だ回復していません。

IronFXのメリット

IronFXの、豊富なボーナスキャンペーンや狭いスプレッド、多彩な口座タイプ、最大レバレッジ、そして完全日本語対応といった様々な利点を提供しているのかを解説します。

メリット１：最大レバレッジ1,000倍

最大レバレッジが1,000倍である点がメリットです。海外FXのレバレッジ水準は500～1,000倍となっていますが、IronFXでは海外FXの最高水準のレバレッジでトレードができます。

日本国内のFX会社は、最大レバレッジが25倍までと法律で定められているため、投資資金を短期間で増やすことが難しいです。海外FXの大きなメリットである、高いレバレッジを利用して低資金から大きな利益を狙うこともできます。

高いレバレッジはトレーダーが抱えるリスクも高くなるため、倍率には注意しなければなりません。大事な投資資金が一瞬で失われる可能性があることにも留意して、リスクヘッジをしながらトレードは行いましょう。

メリット２：口座タイプが充実している

出典元：IronFX公式ページ｜IronFXの口座タイプ

IronFXには、大きく分けて4種類、さらに4種類の口座タイプから12種類の口座タイプを選択できます。

ボーナス対象ライブ口座
・スタンダード口座
・プレミアム口座
・VIP口座
セント口座
・セント口座
STP/ECN口座
・ゼロ固定口座
・手数料なし口座
・ゼロスプレッド口座
・アブソルートゼロ口座
コピートレード口座
・スタンダード口座
・プレミアム口座
・VIP口座
・コピートレードプロ口座

全て口座タイプの特徴が異なり、一つ一つ個性的なメリットがあります。これほど多く口座タイプがあることで自分に合う口座を見つけやすい点が大きなメリットです。

メリット３：スプレッドが海外FXの平均水準以下

IronFXのアブソルート口座は、取引手数料がかからない上にスプレッドが極狭仕様となっています。

通貨ペア	スタンダード口座	海外FX平均スプレッド
EUR/USD	0.3	1.3
USD/JPY	0.3	1.6
GBP/JPY	0.5	3.3
AUD/JPY	1.1	2.0
EUR/JPY	0.3	2.0

多くの海外FX会社では、狭いスプレッドでトレードができる口座タイプは取引手数料が発生しますが、IronFXのアブソルート口座は取引手数料が無料となっているので、狭いスプレッドのみでトレードが可能です。

取引手数料が発生せず、これほど狭いスプレッドは他海外FX会社にはないサービスとなっています。

メリット４：ボーナスキャンペーンが豊富

出典元：IronFX公式ページ｜IronFXの入金ボーナスとキャンペーン

IronFXでは、シェアリングボーナス（100％入金ボーナス）・パワーボーナス（40％入金ボーナス）・アイアンボーナス（20％入金ボーナス）3種類のボーナスキャンペーンが常に開催しております。

ボーナスによってキャンペーン内容やルールは異なりますが、自分に合うボーナスを選択できる点が、競合他社のボーナスキャンペーンとは違ったメリットです。また、ボーナスキャンペーン以外にもトレードコンテストなども頻繁に行っています。

メリット５：完全日本語対応で安全

IronFXは、日本人トレーダーにとって利用しやすい環境を提供するため、完全日本語対応を実現しています。以下に具体的な対応内容を紹介します。

1. 公式ウェブサイト: IronFXの公式ウェブサイトは、日本語で完全に翻訳されており、サービス内容や取引条件、会社情報などを日本語で確認できます。
2. 取引プラットフォーム: IronFXでは、世界中で人気のある取引プラットフォームであるMetaTrader 4（MT4）を提供しています。日本語に対応しており、取引画面やチャート、インジケーターなどの各種機能を日本語で利用できます。MT4の進化版MetaTrader 5（MT5）の利用ができないのは残念な点です。
3. カスタマーサポート: IronFXのカスタマーサポートも日本語対応しており、メール、ライブチャットで日本語での問い合わせやサポートが受けられます。また、日本語サポートは平日14：00～1：00まで対応しているため、取引中に問題が発生した場合でも、時間内であればすぐに対応を受けることができます。
4. IronFXスクール： IronFXスクールでは、独自で配信している経済ニュースやセミナーを日本語で閲覧が可能です。独自ニュースでは外国為替、コモディティ、株式、インデックスなどの市場について、迅速かつ実用的な見解を得ることができます。取引の基本知識やテクニカル分析、ファンダメンタル分析など、幅広いトピックを学ぶことができます。

IronFXのデメリット

FXトレードにおいて、FX会社のデメリットについて理解しておくことは、メリットを理解することよりも遥かに有益なことが多いです。IronFXはトレードや大切な資金を預ける面で障壁になり得るデメリットが存在します。

デメリット１：大手海外FX掲示板FPAでは最低評価

出典元：FPA公式サイト

海外FX会社の評判を知る上で参考になる、大手海外FX掲示板のFPAでは評価1.3の最低評価となっています。

日本で知名度や人気がある海外FX会社のほとんどが評価3以上を得ている中、これほど評価が低いことは印象が非常に悪くなってしまい大きなデメリットです。

掲示板の口コミには、出金拒否の事が記載されているので、過去に起きた出金拒否や利益取り消しが低評価に繋がっている事が分かります。

デメリット２：MT5の利用ができない

IronFXで利用できるプラットフォームは、MT4のみとなっています。MT5やcTrader、独自プラットフォームの利用ができる海外FX会社が多い中、MT4の利用しかできない点はデメリットです。

MT4は、アップデートの頻度も少なくツールや使いやすさなどMT5に劣っている点が多くあります。次世代プラットフォームの利用ができない点は、多くのトレーダーにとってデメリットです。

IronFXの信頼性・安全性

FXの世界では、信頼性と安全性がトレーダーにとって非常に重要となります。出金拒否や利益取り消しが問題となったIronFXでは特に重要視をしなくてはいけない項目です。以下では、IronFXが取得している金融ライセンス、出金拒否や倒産リスク、そして安全性確保について詳しく説明します。

金融ライセンス：グループ全体の信頼性は高い

IronFXはグループ全体で、イギリス領バージン諸島金融サービス委員会（FSC）キプロス証券取引委員会（CySEС）南アフリカで金融セクター行為監督機構（FSCA）の金融ライセンスを取得しています。

イギリスやキプロスの金融ライセンスは最も取得難易度が高く、取得難易度が高いと評価されている金融ライセンスです。

過去に日本の金融庁から警告を受けた事実もあるため、海外FX会社のなかでは信頼性は高いといえるものの、日本国内のFX会社と比較すると信頼性は落ちます。

出金拒否や倒産リスク：出金拒否や利益没収の口コミが多い

IronFXでは、不正取引を理由にした出金拒否や利益没収などがあり、ユーザーからの信頼が未だ回復していません。IronFXの担当者に「現在も出金拒否や利益の取り消しはあるのか」と質問したところ「IronFXは理不尽な理由による出金拒否はない」と返答がありました。

また、IronFXは40以上の賞を受賞している経歴もあり、40以上の権威ある国際投資賞を受賞歴のあるIronFXが理不尽に出金拒否をしているとは考えにくいです。しかし、実際に出金拒否や利益の取り消しがあったことは事実ですので、利用規約をしっかり守り十分注意をしてください。

海外FX会社による出金拒否や倒産は、日本国内のFX会社と比較すると多い傾向があるため、FX会社を選択する際には注意が必要です。

安全性の確保：分別管理で信託保全はなし

IronFXの資金管理方法は、分別管理のみとなっています。分別管理と信託保全を採用している海外FX会社もある中、信託保全が採用されていないのはデメリットです。

また、IronFXの公式ページには分別管理先の銀行の記載がないため、どこの銀行で分別管理をしているのか判断ができません。

IronFXを利用する上での注意点

IronFXを使い始める前に、初心者の方でも分かりやすい形で気をつけたいポイントをご紹介します。大切なポイントを押さえておくことで、安心して取引を始められるでしょう。

注意点１：レバレッジ制限がある

出典元：IronFX公式サイト｜アカウントの種類

IronFXでは、有効証拠金額が一定額を超えたトレーダーに対して、レバレッジ規制が執行される点に注意が必要です。IronFXのレバレッジは最大1,000倍ですが、有効証拠金が日本円にしておよそ130万円を超えた場合には、レバレッジが制限されます。

有効証拠金	最大レバレッジ
＄500～＄9,999（日本円換算およそ130万円程）	1,000倍
＄10,000～＄49,999（日本円換算およそ480万円程）	500倍
＄50,000～＄99,999（日本円換算およそ1300万円程）	200倍
～＄100,000（日本円換算およそ130万円程）	100倍

事前にレバレッジ制限について理解しておくと、対策が打てるようになるため、下調べは十分に行いましょう。IronFXがレバレッジ規制を行う主な目的として、リスクの高いトレードからトレーダーの投資資金を保護することが挙げられます。

注意点２：最低入金額が高額

IronFXでは、口座タイプによって最低入金額が異なりますが、全口座タイプの最低入金額が海外FXの水準以上となっています。

セント口座の最低入金額は、10,000円と一番安い設定となっており、一番高額のVIP口座では20,000ドルと高額設定です。

また、スタンダード口座の最低入金額は500ドルとなっております。初心者には少し敷居の高い金額となっているので注意しましょう。

まとめ｜IronFXは出金拒否の過去があるため低資金の利用がおすすめ

IronFXは、不正取引を理由にした出金拒否や利益没収などがあり、ユーザーからの信頼が未だ回復していません。

豊富のボーナスキャンペーンや最大1,000倍のレバレッジ「スタンダード口座」「ミラートレード専用口座」「セント口座」「ECN口座」など全12種類から選択できるレパートリーの多さなど、他社と比較すると利用するメリットが多い点など魅力的な部分も多いです。

また、プラットフォームや公式サイトを完全日本語で利用ができ、海外FXの学習や多彩な機能が使えるなど、海外FX初心者にとってメリットの環境を提供しているのが特徴となります。

出金拒否が問題となっていますが、取得難易度、信頼性の高い金融ライセンスを取得している点や「IronFXは理不尽な理由の出金拒否はない」と公表をしていることから、利用規約をしっかり守り常識範囲内のトレードを心掛けることで出金拒否は回避できます。

信託保全がない点や出金拒否の騒動などが心配の方は、低資金の利用をおすすめします。ボーナスを利用の際は規約違反に十分注意してトレードをしましょう。